今日は東大福武センターで東京大学i-school主催の「デザインとイノベーションをかけ算で学ぶ」というシンポジウムに参加した。司会進行は以前パネルディスカッションでご一緒したこともある博報堂の田村大さん。メインゲストはAalto大学IDBM(International Business Design Management)のPeter McGrory教授。Aalto大学はフィンランド政府が1000億円を投じてつくったイノベーションのための大学(3大学が統合)で、テクノロジー/ビジネス/デザインで世界の第一線に立つことを目的に設立された。Peter McGrory教授はデザイン、テクノロジー、ビジネスの融合と価値変遷について論理的に説明してくれたのは非常に有り難かったが、その一番の成功者が今のAppleだというところが(大学とパートナーシップを行っているフィンランドのNokiaにとって)皮肉な話に聞こえた。その後、パネルディスカッションでもイノベーションの手法について議論されたというか、その以前にイノベーションを遮っている様々な重力(紺野登氏によるキーワード)から逃れる<場>について語られたように思う。個人的な思いでは、AppleとかIDEOを目標にすること自体周回遅れになる第一歩のような気がするし、デザインってそういうこと(重力だけでなく、Appleの成功)を簡単に飛び越えれるから魅力的なんだと思うんだな。ということで、私も自分のビジネスにおけるデザイン(あっと言わせるカッコ良さ)について見直そうと自省する機会になりました。

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